こんにちは、2020年4月に新卒入社予定の及川(オイカワ)です!現在、私はメンバーズのHRエンゲージメント室エンゲージメントグループで内定者インターンをしています。
去る2020年2月12日(水)に晴海オフィスにて「若手女性社員&ママ社員がWeb業界での働き方を語るキャリアセミナー」が開催されました。
今回のセミナーではメンバーズの若手女性社員&ママ社員が登壇し、Web業界のリアルな働き方について語りました。各10分ほどのライトニングトーク形式での登壇でしたが、中身の濃い話が多く、ご参加いただいた方々も興味深そうに聞いておられました。
皆さんにイベントの雰囲気や内容について、レポートでお伝えしていきたいと思います!では!
▼登壇者紹介▼
【若手社員】橋本多恵
職種:コーダー
経歴:2019年4月メンバーズ新卒入社。大手ECサイトの会社に常駐し、新規ページの制作やサイトの改善提案を行う。
▼Wantedly記事
https://www.wantedly.com/companies/members/post_articles/204783
【若手社員】佐藤静
職種:HRエンゲージメント室 新卒採用グループ:プロデューサー職担当
経歴:2016年4月メンバーズ新卒入社。銀行サイトの常駐運用・改善提案を2年半行う。その後、HRエンゲージメント室へ異動。大卒総合職の新卒採用担当に。
▼Wantedly記事
https://www.wantedly.com/companies/members/post_articles/207178
【若手社員】加藤志保
職種:クリエイティブデザイン室 UID アートディレクター 人間中心設計スペシャリスト
経歴:2016年4月メンバーズ新卒入社。新規提案や、色々なクライアントの構築案件のデザイン・アートディレクションを行う。
▼Wantedly記事
https://www.wantedly.com/companies/members/post_articles/204528
【ママ社員】鈴木歩
職種:マネージャー/ユニットプロデューサー/ディレクター
子供の年齢:2歳
経歴:2008年4月メンバーズ新卒入社。 銀行サイトの常駐運用・改善業務などで、一連のディレクション業務を経験。SNS運用チームの拠点移管を通してマネジメント業務に従事。大手教育関連サイトの運用チーム立ち上げ後、産休・育休を経て2019年4月に復職。
▼Wantedly記事
https://www.wantedly.com/companies/members/post_articles/202520
【ママ社員】天野一記
職種:アートディレクター 人間中心設計専門家
子供の年齢:10歳
経歴:2018年9月メンバーズ中途入社。ブランディング、キャンペーン、CRM、自社事業のサービス開発などを手がけ、メンバーズではUX手法を使ったアートディレクションを行う。
▼Wantedly記事
https://www.wantedly.com/companies/members/post_articles/202535
〈第1部〉:女性デジタルクリエイターの働き方
まずは、登壇者5名がひとりずつ今までの経歴や働き方についてお話ししました。
【新卒入社1年目 橋本多恵】
2019年4月新卒入社の橋本さんが一年間働いてみての働くリアルを語ってくれました。橋本さんはチームのエンジョイ担当だそうです!
▼当日の発表資料はこちら!
【新卒入社4年目 佐藤静】
新卒入社後は運用チームで活躍し、現在は採用チームで活躍している佐藤さんが働くリアルを語ってくれました!キャリアの方向性の考え方がよく分かるお話でした。
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【新卒入社4年目 加藤志保】
デザイナーの加藤さんが働くリアルについて語ってくれました。デザイナーとしての就職活動からメンバーズでの現在の業務まで、ざっくばらんにお話ししてくれています。
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【2歳の子を持つママ社員 鈴木歩】
4月まで育休をしていた鈴木さん、テレワークなどの制度を利用した働くリアルについて聞きしました。通勤が往復3時間!テレワーク制度のおかげで、時間を有効活用できるようになったそうです!
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【10歳の子を持つママ社員 天野一記】
つくる歴=はたらく歴の天野さん、学び続けるママ社員の働くリアルについて語ってくれました!子供の世話と仕事のレイヤーを同時進行しているそうです。
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〈第2部〉:女性デジタルクリエイターによるトークセッション
ここからはトークセッション形式で、さまざまな質問を登壇者のみなさんにぶつけていきます!
第2部では大きく3つのテーマについてトークセッションを行いました。
まず1つ目のテーマは、若手社員に聞く「女性クリエイターが考える働きやすい会社の条件とは?」です!
橋本:今やっている業務と自分が本当にやりたいなって思っている業務に乖離がでないことが一番かなと思っています。メンバーズでは、1on1面談や上司との面談があり、自分のやりたい業務を上司に伝えることができます。方向性を自分できめられることがすごくいいなと感じています。
上野(司会):そうですね。グループ会社の社長も公募で決まっていて、私の同期でも入社3年目で社長になった人もいます。そういった点でも、声を上げたら誰でもチャレンジできる環境がメンバーズでは整っていると思いますね。
佐藤:男の人も一緒に考えてくれる会社がいいのかなって思います。あとは、人生設計のタイミングが難しいなって思います。周りの育休をとってる先輩社員をみていると、戻ってからの不安とかを抱えていて、会社の状況をキャッチアップするのは大変だなって思います。今後の要望として会社に直してもらいたいところですね。
上野(司会):産休・育休のタイミングはすごく難しいですよね。この話題について以前、鈴木さんにインタビューをした際にすごく良いお話をしていただいていたのですが…
鈴木:今休んだら困るなとか、周りに迷惑かけるなとか思いがちなんですけど、子供を産んだり、育休を取ったりっていうのは人生設計の一部分なので、自分のタイミングで決めていいと思っています。個人の決断を会社がバックアップすることが組織にいる上でのメリットだと思うので、そこは安心して決めていいのかなと思います。
上野(司会):そうですね、仕事は生活において長い時間を費やすものの、人生全体で考えれば一部分という考え方もあります。個人の決断を会社が受け止めてバックアップできる環境が大事なのかなと私も思います。
加藤:周りの社員さんに産休・育休をとってもバリバリ働いている人がたくさんいると、これから産休・育休をとるかもしれない若手社員にとってはとても心強いと思います。社内でケースを作っていくことが大事かなって思います。
上野(司会):メンバーズには在宅勤務やお子さんの急な熱のときにテレワーク制度を柔軟に活用している人がたくさんいます。上司やマネージャークラスの先輩社員が率先して制度を活用し、自分たちの姿でお手本を見せてくれるのはとても勉強になりますね。
続いては「育児と仕事の両立」についてママ社員に聞いてみたいと思います。
鈴木:子供の世話って細かいタスクがあるので、タスクをいかに効率的に回すかを考えていました。子供のタスクは上手くいかないもんだと割り切る。そして夫婦で協力するところが重要だと思います。妻だけができる仕事と夫だけができる仕事で分けるんじゃなくて、ふたりとも同じ仕事が同じレベルでできるようにすることが大事ですね。
上野(司会):性別にとらわれない家庭での役割ってのは大事だなと思いますね。今の時代だからこそ余計に推進されていくべきですよね。
佐藤:鈴木さんに質問なんですけど、旦那さんは最初から協力的だったんですか?
鈴木:母親だから全部できるみたいに思っている節はありましたね。私も初心者だよって伝えたらちょっと変わりました。あとは褒めるのも大事です(笑)
天野:保育園を延長して、一番長い時間まで利用していました。子供が病気になった時は、病児保育の制度を使ってなんとか日々を過ごしてました。デザイナーはPCがあれば自宅でも作業ができるので、子供がインフルエンザになったら家で仕事をして、なんとか乗り切れてました。保育園にはママ友がいて、皆さん働くママだったので悩みを相談できました。ママ友の存在は大きいですね。
上野(司会):ドラマの影響かもしれませんが、ママ友はもう少しギスギスした世界かと思っていました(笑)
天野:保育園は仕事がどれだけハードかで入園が決まるので、基本的にフルタイムで働いてる働くママさんが集まってきます。皆同じような悩みを抱えているので、ギスギスした感じはなかったですね。
最後は、「女性デジタルクリエイターとして永くキャリアを築くためにやるべきことは?」について皆さんからお話いただきました!
橋本:自分のポジションを確立することが大切だと思います。業務の専門性を高めるか、ディレクター、デザイナー関係なく全部の業務をできるようなマルチな人になるかを考えなければいけないと思います。私はまだ自分の中で確立できてないので、今はとりあえず与えられたタスクを全てこなして、自分の得意な分野を模索している段階にいます。そして、人材育成を上手にやっていけることが大切だと思います。後輩のサポートができる人が求められているんじゃないかなと思います。
佐藤:方向性が必要なのかなと思います。Web業界はまだまだロールモデルが少ない業界で、選択肢もたくさんあるので、自分で選んでいかないといけない。なんとなくの方向性を決めていかなきゃいけない。でも、焦って決める必要もなくて、ある程度の決めと緩さが必要なのかなって思います。
加藤:やりたいことできること、やるべきこと見極めて、スキルを伸ばすことが大切なのかなと思います。産後復帰してきた社員さんが「待ってました!」みたいな雰囲気で迎え入れられていたり、雲行きが怪しい案件を復帰した社員さんがスムーズに片付けていたりする姿にとても憧れていてました。そういう存在になるためには、自分が長けてる分野や強みを身に着けていくのが一番いいのかなと思います。
鈴木:自分が光る部分を見つけるのが一番いいかなと思っています。女性は休みを余儀なくされる場面があります。休みを挟んだり、異動したりしても、自分が不安なく働けるように自分に自信をもって働けることが大切かなと思います。あと、永く楽しく働けるようにするには、何でも相談できる友人がいるといいかなと思います。私には今でも毎月会うぐらい仲いい同期がいて支えられています。同期の存在は大きいです。
天野:自分の興味のあることを仕事にして、学んでいくことがコツかなって思います。求められていることと自分がやりたいことをしっかり分類して、把握して、自分で決めていくことが大切です。そして、私は師匠みたいな人を作るようにしてました。師匠みたいな人のスキルを見て、真似して学んでいきました。同じ職種の同期だとライバルになるので、同期で活躍している人を見て自分を鼓舞することもあります。ライバルみたいな存在もモチベーションに繋がると思います。
交流会!!!
交流会では、ジュースとシャレオツなフードを片手に登壇者の社員と参加者の皆さまが、話に花を咲かせていました。
ライトニングトークやトークセッションでは聞けなかったプライベートな話や、業務についての更に深い話を聞いたり、メンバーズの制度について質問いただいたりと、Web業界の女性の働き方に更に興味を持たれた方が多かったように感じました!
ご参加いただいた皆さまからは、「クリエイターの普段は聞けないリアルな話を聞けてよかった。」「今まで育休などのタイミングについて考えてこなかったが、考える良い機会になった。」「実際に育児を経験されている方から、ライフイベントのタイミングをお伺いできたことがとても参考になった。」など、ご好評の声を多くいただきました。
30人弱の方々にお集まりいただき、イベントは大好評のうちに幕を下ろしました。
皆さん、時間が経つのも忘れて交流を深めていましたね!
メンバーズではWeb業界全体で女性の働きやすい環境を推進していくべく、今後も様々なイベントを実施する予定です。
その際はぜひ皆さまもご参加ください!
メンバーズでは様々なライフステージに応じた働きやすい環境づくりに取り組んでいます!